【お客様の声・インタビュー】近江一文字
ささえて 杖の専門店 店主
私はもともと静岡県浜松市で釣具店を営んでおりましたが、近江一文字の杖の素晴らしさに触れ、また林社長の事業に対する姿勢に共感し2023年に「ささえて 杖の専門店」をオープンしました。
釣りはあくまでも趣味・レジャーなので、1週間天気が悪くて釣りが出来なくなったとしても「もうだめだ、生きていけない」と思う人はほとんどいないと思います。
でも自分の力だけでは安全に歩くことが出来ず、杖が必要不可欠なものになっている方は多くいらっしゃいます。
杖の販売事業は、1本杖を販売するたびに「支える助けになれた」という実感を得ることができるので、とてもやりがいを感じています。
以前の悩みや課題点として、釣具の売上は、やはりシーズンや天候による波があり、昨今の異常気象の影響も受けて安定しないのが悩みでした。そのため、安定した売上をつくることができる他の事業を模索していました。
私の父が生前軽度の脳梗塞で半身不自由になり、杖を使っていた時期がありましたが合わなかったのかすぐに使うのをやめてしまいました。そしてあまり歩かなくなり、そこから一気に衰弱して寝たきりになってしまって数年前に他界しました。
「良い杖に出会えていたら父も歩く機会が増えてもっと長生きしていたのかな・・・」と父のことをふと思い出し、なんとなく杖のことを調べていて近江一文字の杖を見つけました。
よくある杖は、「デザインがかっこいい」「柄がきれい、かわいい」など見た目のアピールばかりで、使う人の安全性や快適性についてのメリットは良く分からないものが溢れています。
それに対して近江一文字ブランドの杖は、使う人のことを考え抜いてつくられています。本当に必要な機能と、妥協しないデザインが備わっています。「近江一文字の杖だから売りたい」と思わせる魅力があったから私も杖の専門店をやろうと決めました。
杖の専門店自体が珍しいので、近隣の方だけでなく他県からも来ていただけるようになってきました。近江一文字の杖があるから、と言っていただける方もいるのでとても嬉しいです。ネット販売でも近江一文字ブランドの力のおかげもあり伸びてきています。事業の新しい柱として、もっと成長できると感じています。
介護用品店や福祉事業者などは、差別化できる商材として取り扱わない理由はないと思います。また私のように新たな事業として杖のお店を始める方が増えると良いなとも思います。